携帯小説!(PC版)

wakening?

[372]  182  2006-08-01投稿
「あの人、この前の…」  由紀は不安そうにしていた。  「昨日あいつと話したけど結構普通だったぞ。」  と修介は言った。     「昨日はどうも、今日は女の子もいっしょなんだね」  晃司は微笑んだ。晃司の本当の性格が分からない。よく表情が変わるやつだ。  「この前と雰囲気違う…。」  由紀も今の晃司の印象が最初の印象とまったく違うことに少し驚いていた。  「このチビが由紀で、こっちのうるさそうなのが春香な。」  修介は短く2人を紹介した。  「うるさそうって…ちょっと、その紹介はないでしょ!」  修介の紹介に春香がすぐつっこんできた。由紀は何も言わなかったがムスッとしていた。  「あぁ…昨日言ってた子だね。この前はごめんね。俺、恐い顔してたでしょ?よく目つきが悪いって言われるんだ。」  晃司が笑いながら言うと由紀はキョトンとしていた。  「…で、そっちの2人は?」  と聖が言うと今度は晃司が紹介を始めた。  「こっちのでかいのは亮で、こっちの小さいのは祐太朗」  晃司の短い紹介が終わるとすぐに小さいほうの祐太朗が口を開いた。  「その紹介はないだろ!?由紀ちゃんの気持ちが痛いほど分かったよ。」  祐太朗は160?前半くらいの身長だ。どうやら祐太朗と春香は気があいそうだ。  亮のほうは無口で、祐太朗とは真逆の印象だった。それ以上に印象的だったのは亮の身長だ。見た感じ190?はあるだろう。   「ここで話すのもなんだから、俺達がいつも行ってる店行かない?」  晃司が誘ってきた。  「俺はいいけど、お前らどうする?」  修介は3人に聞いた。  「暇だし、俺行く!」  「私も行く〜!ねぇ由紀も行こっ!」  「じゃあ…私も行く。」  修介達4人は晃司達について行くことにした。

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