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スーツとドレス?

[238]  百合子  2006-08-01投稿
「おい。どうした」
私は気付かれないように携帯をベットの隅に隠した。
「おまえ携帯見ただろ」
浩司は寝起き顔で私を睨んだ。
何も言わない私に「見るなって言っただろ!」
と怒鳴り携帯を取り上げた。
震える私の横で修二からのメールを読んだ。
「おまえこんなメールにまだまだ騙されるのか。また戻ったら働かされるんだぞ。」
「出てったらわかってるな」と静かにいって呆れた顔をしてまた布団に入った。恐かった。そのままベットの横でボーっとしていた。
修二に会いたい。浩司の家に居たのは5日くらいだろうか。頭の中が混乱したままでそれすら分からなかった。
外が明るくなってきた頃だった。浩司が寝ているのを確認して家を出た。
出てきた時のままの服をきて。
よく考えたら化粧道具以外は何もかも修二と暮らしていた部屋に置いたままだった。すべてが恋しくなった。マンションの下ですぐにタクシーを拾った。
10分でついた。こんなに近くにいたのに、1週間も離れてないのに、すごく懐かしい気がした。
部屋は鍵が開いていた。修二はソファーで寝ていた。テーブルを見ると手紙が置いてあった。

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