携帯小説!(PC版)

†叫び

[325]  2009-09-28投稿

思い出のあのメロディー くちづさんだ新宿駅
道行く誰もが忙しそうに歩き抜けていく勤労社会
思い通りにならないことばかり 苦しくて寂しくて もう飛び込みたい

揃えた靴 古典的ね 屋上には先約がいた様子 騒がしいサイレン
下を眺める私の姿 誰かの眼に写りましたか
そうよ 貴方と同じ寂しい眼をした私

この声が届くなら そっと手を握ってほしい
ぎこちなく繋いだ手もいつか親愛に変わるから
願うだけじゃ叶わないと先人達はおっしゃるが
願える事さえ幸せに感じる私はどうすればいい

聞き慣れた前向きな耳障りなあのメロディー
心が揺らぐことなんてない 色のない言葉たち
紡ぐ明日に永遠なんて夢見てる
だから貴方の気持ち その場凌ぎな造りもの

苦しい 虚しい 寂しい 死にたい いつも通りなマイナス思考と創作欲
いつかこの歌に光が差すことがあるのかな
そうよ 貴方と同じ頭でっかちな私

この声が届くなら そっと手を握ってほしい
ぎこちなく繋いだ手もいつか親愛に変わるから
願うだけじゃ叶わないと先人達はおっしゃるが
願える事さえ幸せに感じる私はどうすればいい

赤の他人の貴方に届けてほしい この声
ぎこちなく脆い手もいつか希望と出会うから
叫ぶだけじゃ伝わらないと解っているけれど
荒ぶる感情を隠せるほど私は大人ではない

光差す来世に幸アレ

感想

感想はありません。

「 楓 」の携帯小説

詩・短歌・俳句の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス