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アランバル6

[368]  ユータ  2006-08-03投稿
「……そんなに買ってどうするだね」照り付け太陽の下。露店でユータが買い物をしていた。薬草や食料を買えるだけ買っているのだ(フドウのお金で)
ひょいと薬草を積み重ね、紐で縛ると、ポシェットに詰める。(比率…ユータ2…フドウ8)
「……」(こんなめちゃめちゃなやつ…もしかして…このまま使うだけ使って逃げるつもりじゃ)
「さて…行きますか」ユータはすたすたと歩いて行きました。「待ってよ」カシャ?甲冑を鳴らしながら、フドウは追い掛けていった。
二人が目指すのは新米冒険者に依頼される初級任務。町の東西南北に散らばるモンスターの住家をどれかを討伐するのだ。
二人が目指すのは初級コース。強い敵もほとんどでないコースだ。
踏み鳴らされた道を歩きながら、巣窟を目指していた。「しかし暑いな…君は薄着だから平気かい?」甲冑の間を少し開けて、風通しをよくするが、汗がすごかった。
「いや…重いの嫌だから」銀髪の髪が風に揺れている。同じ暑さが照り付けるはずなのに、ユータだけは涼しく見えた。
口を開きかけたフドウを、ユータが遮った。
「な、なんだ!!行きなり」「来る!」言うが早いか、フドウを突き飛ばした。

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