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サトシ〜No.2〜

[339]  Machine  2009-10-04投稿
私とサトシは二人並んでブランコに乗った。

私は当時、ブランコのこぎ方を全く知らなかった。


ブランコを乗りこなす事の出来ない私をサトシは

「こうのるんだよ」
と言い、見本を見せてくれた。



「わかんないよ‥」
私がふて腐れて一言。


するとサトシはブランコから降りた。

「なんでおりたの?」
と私が尋ねると

「だって一人でのっててもつまんないもん。おれがおしえてあげる」
とサトシは答え、私の背中を押し始めた。


私は最初なかなかコツを掴めなかったが、サトシの教え方が上手かったおかげか、次第にブランコは揺れ始め、ついにはサトシと同じくらい高くこぐ事が出来た。



二人はまた並んでブランコに乗った。


さっきとは違い、
私とサトシの満面の笑みが上下に揺れていた。


私はその時、嬉しかったと思う。

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