サトシ〜No.2〜
私とサトシは二人並んでブランコに乗った。
私は当時、ブランコのこぎ方を全く知らなかった。
ブランコを乗りこなす事の出来ない私をサトシは
「こうのるんだよ」
と言い、見本を見せてくれた。
「わかんないよ‥」
私がふて腐れて一言。
するとサトシはブランコから降りた。
「なんでおりたの?」
と私が尋ねると
「だって一人でのっててもつまんないもん。おれがおしえてあげる」
とサトシは答え、私の背中を押し始めた。
私は最初なかなかコツを掴めなかったが、サトシの教え方が上手かったおかげか、次第にブランコは揺れ始め、ついにはサトシと同じくらい高くこぐ事が出来た。
二人はまた並んでブランコに乗った。
さっきとは違い、
私とサトシの満面の笑みが上下に揺れていた。
私はその時、嬉しかったと思う。
私は当時、ブランコのこぎ方を全く知らなかった。
ブランコを乗りこなす事の出来ない私をサトシは
「こうのるんだよ」
と言い、見本を見せてくれた。
「わかんないよ‥」
私がふて腐れて一言。
するとサトシはブランコから降りた。
「なんでおりたの?」
と私が尋ねると
「だって一人でのっててもつまんないもん。おれがおしえてあげる」
とサトシは答え、私の背中を押し始めた。
私は最初なかなかコツを掴めなかったが、サトシの教え方が上手かったおかげか、次第にブランコは揺れ始め、ついにはサトシと同じくらい高くこぐ事が出来た。
二人はまた並んでブランコに乗った。
さっきとは違い、
私とサトシの満面の笑みが上下に揺れていた。
私はその時、嬉しかったと思う。
感想
感想はありません。