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16の差〜サプライズ〜

[301]  ミュウ  2009-10-05投稿
「えっ!そんなにあるの。」
「ゆっくり、休んで。早く治そうな。」
「うん。そうだねぇ。」
「優美ちゃん、お粥を作ったから食べて。今、持ってくるねぇ。」
「はーい。」
少ししてから・・・・
「優美ちゃん、出来たよ。」
「おいしいそうなお粥さん。」
「はい。」
「自分で食べられるから、大丈夫だよ。」
「ほら、いいから。」
「どう。」
「おいしい。」
「なら、良かった。」
「ねぇ、今何時?」
「今ねぇ、8時59分だよ。どうしたの?」
優美は、浩輔が言っていたのを思い出した。
「テレビつけて、どうしたの?」
「いいから、つけて。」
「はぁ〜、間にあった。」
「どうしたの。」
「ここに浩輔が出てて。浩輔が言ってたの。このライブでサプライズがあるからってねぇ。だから、つけてるの。」
「そうだったんだね。彼氏さんは、いいよな〜。」
「どうして?はやと君も彼女を見つけたら、彼氏だよ。」
ライブの終わりに、茎田浩輔さんから、茎田さんの彼女さんにサプライズがあります。
と言うのが流れた。
優美は、ワクワクしていた。浩輔から・・・・・優美、愛してる。寂しいけど頑張ろうな。2人なら、絶対に大丈夫。
寂しくなったら、海を見ろ、そして海を触れよ。俺達は広い海に触れて違う場所だけど、離れてたって俺はずっと一緒だかんなぁ。帰ってきたら真っ先に優美の所に行く。これが俺のサプライズだ。
優美は、めっちゃ喜んでいる。
はやとがテレビを消した。
「はやと君、何で消すの?」
「優美ちゃんがこんなの見たら、駄目。」
「どうして、優美の彼氏だよ。」
「どうして、優美ちゃんは俺の事、見てくれないの。」
「はやと君は、優美のお友達でしょ。海斗くんねぇ。」
「優美ちゃんと友達じゃ嫌。」
「じゃあ、何なんだったらいいの。」
「俺の彼氏になってくれたら、いいよ。」
「それは無理だよ。優美は、浩輔の彼女なんだから。」
トゥルルル〜。
優美は、電話に出ようとするけど、はやとが優美の携帯を取り上げた。優美は、出るボタンを押したまま、優美とはやとは気づかないまま、ベットに倒れた。
「優美は、俺のものだよ。」
「優美って呼ばないで、ちゃんを付けて。」
「いいだろう。俺のものなんだからなぁ。」

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