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カオスバスター 第17話:作戦

[312]  キングボーズ  2006-08-03投稿
仙人と別れ、ちょうど二週間。その夜、ツバサたちは目標としていた都市クォッツシティに到着した。
「や…やっと着いた…。まさかこんなにかかるなんてな。正直もう足がボロボロだよ。」
リアとガルも疲れきった表情をしていた。
「とりあえず宿で一休みしましょう。今後の作戦会議も必要ですし。」
「そだね。オレもうクタクタだよ。ここまでに何回カオスに襲われたか…。」
ガルがそう言うと、リアが前方を指差した。
「あ!あれ!見てください!あれが通称バスター社 ケビル・バステール株式会社です!」
ツバサはリアの指差す方の巨大なビルに気が付いた。
「でけぇな…。そうかあれが。ところでそのケビルなんとかって何?」
「ケビル・バーテル。会社の社長の名前です。ここで立ち話してても仕方ないんでまずは宿へ行きましょう。」
ツバサ達は宿へ入り、少しの間、部屋で休憩していた。
「さてと。そろそろ作戦会議とやらを始めようか。まず俺達の目標は、言うまでもないがカオスバスターをぶっ倒すことだ。おそらくあのビルにはたくさんのバスターがいるだろう。一人一人相手している暇はない。ここは幹部のバスターと社長だけぶっ倒して会社自体を潰そうと思うんだが…どう?」
「それが最善策ですね。ただ…。」
リアはそう言葉を詰まらせた。
「ただ…もしこれを成し遂げたら…私たち犯罪者なんですかね?」
「…だろうな。でも奴等のやっていることの方がもっと悪い。世間がどう思うか知らないけど…俺は正義だと思う。リアだってそうだろ?」
リアはそう言われ、黙って頷いた。
「だったら信じようぜ!俺達が正義だって!」
「…そうですね!そうですよね!」
「もちろん俺も信じてるよ!!」
三人は再び決意を固め、話を作戦会議に戻した。
「まず俺は真正面から突っ込んでも返り討ちだと思うんだ。」
「だとしたら…裏口ですね!!」
「あぁ。あれだけでかいビルには必ず裏口があると思うんだ。そこから一気に上まで登って幹部のバスターを倒す。最後に社長を締め上げて終わりだ。その後はタタっと来た道を戻っておさらば。どう?この作戦。」
「いいですね!それ!」
「俺もいいとおもうよ!で、いつから実行すんの?」
「明日だ。」
ツバサの一言にリアとガルは固まった。




感想

  • 2993: 会社名と社長の名前を統一します。ケビル・バーテルです。 [2011-01-16]
  • 2994: 会社名と社長の名前を統一します。ケビル・バーテルです。 作者。 [2011-01-16]

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