無題 (紗弥佳・19歳の詩)
煙とじゃれあう午前四時
蒼く白く朝と夜の間に漂う
紅の水が喉を潤す
約束は無い
唯君を想う私の
一人芝居
彷徨うほどに
堕ちていく
そうやって繰り返して
近づいてみたり
突き放してみたり
何が欲しい
何もいらない
何が分かる
何も分からない
知ったかぶり
可愛いものね
哀しくていとおしい
戯れだもの
君が欲しいわけではなく
君が分かるわけではなく
君の影に抱かれていたいだけ
影に焦がれているだけ
蒼く白く朝と夜の間に漂う
紅の水が喉を潤す
約束は無い
唯君を想う私の
一人芝居
彷徨うほどに
堕ちていく
そうやって繰り返して
近づいてみたり
突き放してみたり
何が欲しい
何もいらない
何が分かる
何も分からない
知ったかぶり
可愛いものね
哀しくていとおしい
戯れだもの
君が欲しいわけではなく
君が分かるわけではなく
君の影に抱かれていたいだけ
影に焦がれているだけ
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