無題(紗弥佳17歳の時の詩)
どうして黙っているの
立ち止まって
動かないまま
闇に染まった空ばかり
眺めているね
どうして振り向いてくれないの
視線は空を仰いだまま
何を見ているのかさえ
教えてくれないね
ぽつりと呟く
きみがみたもの
きみがきいたもの
いつもそう
ひっそりと
秘密でも言うみたいに
なんにもないね
きみがそう言った
ぼくが頷いた
なにもないよ
ぼくが言った
きみは頷いた
そう
何もないよ
この空には
星が見かけ倒しに
綺麗に輝くけれどね
夢を見ていられない
これが僕たちの生きる場所だから
夢は見ちゃいけない
これが僕たちの生きる術だから
現実ってバトルなんだ
嫌になるほどシステマティックなね
立ち止まって
動かないまま
闇に染まった空ばかり
眺めているね
どうして振り向いてくれないの
視線は空を仰いだまま
何を見ているのかさえ
教えてくれないね
ぽつりと呟く
きみがみたもの
きみがきいたもの
いつもそう
ひっそりと
秘密でも言うみたいに
なんにもないね
きみがそう言った
ぼくが頷いた
なにもないよ
ぼくが言った
きみは頷いた
そう
何もないよ
この空には
星が見かけ倒しに
綺麗に輝くけれどね
夢を見ていられない
これが僕たちの生きる場所だから
夢は見ちゃいけない
これが僕たちの生きる術だから
現実ってバトルなんだ
嫌になるほどシステマティックなね
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