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カオスバスター 第19話:武器

[315]  キングボーズ  2006-08-04投稿
ツバサ達はバスター社を目指しひたすら歩いた。
「宿から見たら近く見えたのに意外と遠かったな…。」
ツバサ達は正面のガードマンに気付かれないようにビルの裏に回り、裏口を探した。
「お!あったあった!」
案の定、裏口はすぐに見付かった。入口にはガードマンがいて中には入れないが予想通りすぐ横に階段を見つけた。
「この裏口なら余裕だな。怪しまれる前にさっさと戻るか。」
ツバサ達はビルから離れ、商店街のようなところを歩いていた。
「なにが必要かな?こうやってみるとホントいろいろな店があるな。え〜とあれは食料品店だろ?あれは薬局か?武器屋なんてのもあるな。ちょっと見ていこうぜ。」
ツバサは武器屋に走って行った。
「すんませ〜ん。誰かいませんか〜?」
中には巨大な剣や斧。杖や鎖鎌などが所狭しと並んでいた。
「誰かの?」
真正面のカウンターの奥から老人が出て来た。
「あ、あの…旅の者です。なんかいい武器ないかなぁって思いまして…。」
「ほう、そうか。そのかわいいお嬢ちゃんに免じて、お前達の言霊にあった武器をプレゼントしよう。」
「え!?そんないいんですか!?」
ツバサが驚いて聞くと老人はニッコリ笑ってこう言った。
「いいんじゃよ。どうせほとんど売れ残りじゃしのぉ。どれ。言霊を教えてくれるか?」
「俺は『波』と『焔』。」
「私は『復』と『聖』です。」
「俺は『砲』と『召』だよ。」
「ふむ…。面白いのぅ。まずは『波』と『焔』の少年。お前はこの騎士剣がいいじゃろう。言霊を組み合わせることでいろいろな使い方ができるんじゃよ。次は『復』と『聖』の嬢ちゃん。そうじゃのう…この杖なんてどうしゃ?これは回復力の補助や聖魔法の威力を高める。さて、最後に『砲』と『召』のボーズじゃが…お前の言霊には共通点が見付からんのじゃ。だからちと特別じゃ。召喚珠をやろう。」
「え〜!!いいの!?」
「もちろんじゃよ。それはティタン。地のカオスの技じゃよ。」
「サンキュな!じいさん!!」
「あぁ。もし武器が壊れたらまたウチに来るとええ。」
「じゃあな!」
「ありがとうございました。」
「ありがと!じいちゃん!」
三人は武器屋を出ていった。


感想

  • 3017: FF7じゃん(`ε´) [2011-01-16]

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