携帯小説!(PC版)

トップページ >> ノンジャンル >> 一番目の道〜壱

一番目の道〜壱

[315]  Machine  2009-10-11投稿
男が一人、歩いている。


ふと
立ち止まり、前を見ると



道が三本ある。
それぞれ奥は霧に覆われており見えない。



そして
三本の立て札がそれぞれの道の向こうを指して立っている。



右から一つ目の立て札には『道のりは険しい』



二つ目の立て札には
『道のりは平坦で何も無い草原』



三つ目の立て札には
『リタイア』
と書かれている。





男は悩む。
『一番右には行きたくないな』



すると、一人の若者が後ろから歩いてきた。



『ダリィな〜!こんなのやってられっか!オレは三番目の道を行く!』



若者は舌打ちをして、ずんずんと歩いて行ってしまった。





男は
『僕もリタイアしようかな』
と一瞬、脳裏によぎる。




また、誰かの足首が近付いてきた。

感想

感想はありません。

「 Machine 」の携帯小説

ノンジャンルの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス