一番目の道〜弐
男は後方に目をやる。
とことこ歩いて来た物体は見た感じ、小学生くらいの男の子。
少年は男に
『これは何て書いてあるの?』
と聞いたので、男は三本の立て札に書いてある内容を全部教えた。
少年は少し頭をひねり、
『リタイアって何?』
とまた尋ねた。
男は
『何もかも止めてしまう事だよ』と答えた。
『何もかもって?チョコもケーキも食べれなくなるの?』
『そうだよ』
少年は少し考えて
『決めた!ボク、一番目の道に行く!』
と嬉しそうに言った。
とことこ歩いて来た物体は見た感じ、小学生くらいの男の子。
少年は男に
『これは何て書いてあるの?』
と聞いたので、男は三本の立て札に書いてある内容を全部教えた。
少年は少し頭をひねり、
『リタイアって何?』
とまた尋ねた。
男は
『何もかも止めてしまう事だよ』と答えた。
『何もかもって?チョコもケーキも食べれなくなるの?』
『そうだよ』
少年は少し考えて
『決めた!ボク、一番目の道に行く!』
と嬉しそうに言った。
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