君思い2
教室を出た俺は
途方もなくさまよっていた。
その時に自転車で学校に向かっている未来を見つけた。
未来とはクラスは違ったが同じ学校だった。
だから毎日のように喧嘩をしてきた。
俺が悪い時もあったし未来にも悪い時があった。
けど俺は一回キレるとダメになってしまう。振られた1つの原因でもあった。
やから今は頑張って直してる。
前よりは性格は丸くなったと自分で思う。
けど喧嘩ばっかりだったが
学校では一番ラブラブなカップルで有名だった。
俺は何故か急に恥ずかしく
なり声をかけることができずに未来は素通りしてった。
(俺のばか、ばかばか。)
心で何度も自分に言った。
テンションがまた更に下がった俺は家に帰ることにした。
家に着くと親は呆れた様子で
『学校はどしたの?』
といつものように聞いてきた。
『担任がうざかったから
帰ってきた。
まぁ寝るわ』
そう言って俺は2階に行きベッドに横になった。
気がつくともう外は真っ暗。
部屋には今日のご飯の匂いがした。
(今日はオムライスかも♪)
それでテンションが上がった俺は急いで下に行き食べた。
『ごちそうさま』
『流輝!
今日あんた今日散歩の日
なんだから
早く行ってあげなさい。』
『あいあい』
めんどくさかっが俺は
渋々散歩に行った。
『小春も行く♪』
小学校2年の妹もついてきた。
俺は空を見ながら歩いていた時頭に今日未来とすれ違ったのを思いだした。
(メールしてみるかな)
俺は携帯でメール打って
送った。
[今日すれ違ったね!
未来もあいかわらず
遅刻ばっかり。
元気やったか?]
『ピッピ』
メールはすぐに返ってきた。
[だって眠いもん
元気だったよー]
(冷たいメール…)
俺は聞いた。
[未来好きな人できたか?]
『ピッピ』
[男ともう付き合いたくない]
(俺のせいで未来は
こんなこと思うようになったん
だよな…)
[ごめんな!
けど俺未来大好きだし
ずっと待つから!]
『ピッピ』
[わかった!ありがとう。]
俺はその時何回も
心の中でごめんを言い続けた。
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