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紫陽花の心 (リズム重視)

[456]  ディナー  2009-10-14投稿
例え一途に思いたくても

花弁がそれを許さない

移り行くこの常世の中で

私の花弁は変わりゆく

この世には

変わらぬモノなどないように

私の花弁は変わりゆく

もしや一途な心など

どこにもないのかも
知れない

 その証にほらキミの

気持ちもうつろい
変わりゆく

ならば私の花弁の色も

変わっていっても
いいじゃない

移り気なんて不名誉な

花言葉なんてつけられて

でもそれこそが世界では

当たり前な事ではないの?

一途に思えるモノなんて

世界にないのではないの?

不変でいられるモノなんて

世界にないのではないの?

でもホントはもうそんな事

どっちでもよくなっているの

変わらず咲き続けていても

花弁の色が変わっても

どうせいつかは散り行くの

花弁がはかなく寂しく散って

どうせいつかは消え行くの

そうしたらこの世界には

私が生きた証など

どうせ何も残らないもの

どうせ何も残らないの

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