チャイルド・Love・ドリーム 後編
空の王国はたくさんの家が並び、学校やビルなんかもあった。そしてぼくらは空の王国の教会に行った。教会は王国の中では最も大きく、シンデレラ城のように大きかった。
中に入るとステンドグラスの窓から光が注がれており、パイプオルガンからは結婚式のテーマが流れた。
前には年老いた神父さんが立っていた。会場にはぼくのお父さんとお母さんと弟の健一。
そして友達の一喜と信二と明がいた。
神父さんがぼくら二人に「君ら二人は永遠の愛を誓いますか?」と聞いてきた。ぼくと香織ちゃんは「誓います。」と答えた。
神父さんは「それでは二人の永遠の幸せを祈って誓いの口づけをお願いします。」と言った。
ぼくはおそるおそるウェディングドレスを着た香織ちゃんに近づきキスをしようとした。
その時、お母さんの声が聞こえてきた。
「新一、新一。朝よ。早く起きなさい!学校に遅れるわよ。」
ぼくはうとうとしながら目を開けた。そこはいつもと変わらぬぼくの部屋だった。
花嫁姿の香織ちゃんも花畑も鳥の群れも空の王国も全て夢かぁ。ぼくはガッカリした。もうちょっとだったのに。
学校なんて行きたくないよ。
いっその事、夢の中の住人にでもなりたい気分だった。ぼくは心の中で、香織ちゃんに”ありがとう”と言った。
そしてぼくは家族の待つキッチンへと向かった。・・・
完結。
中に入るとステンドグラスの窓から光が注がれており、パイプオルガンからは結婚式のテーマが流れた。
前には年老いた神父さんが立っていた。会場にはぼくのお父さんとお母さんと弟の健一。
そして友達の一喜と信二と明がいた。
神父さんがぼくら二人に「君ら二人は永遠の愛を誓いますか?」と聞いてきた。ぼくと香織ちゃんは「誓います。」と答えた。
神父さんは「それでは二人の永遠の幸せを祈って誓いの口づけをお願いします。」と言った。
ぼくはおそるおそるウェディングドレスを着た香織ちゃんに近づきキスをしようとした。
その時、お母さんの声が聞こえてきた。
「新一、新一。朝よ。早く起きなさい!学校に遅れるわよ。」
ぼくはうとうとしながら目を開けた。そこはいつもと変わらぬぼくの部屋だった。
花嫁姿の香織ちゃんも花畑も鳥の群れも空の王国も全て夢かぁ。ぼくはガッカリした。もうちょっとだったのに。
学校なんて行きたくないよ。
いっその事、夢の中の住人にでもなりたい気分だった。ぼくは心の中で、香織ちゃんに”ありがとう”と言った。
そしてぼくは家族の待つキッチンへと向かった。・・・
完結。
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