スカバンburn!! 13
「タケちゃん、
安全運転でおねがいします!」
「まかせといてっ★
よっしゃ、いくでー」
きゃーっという叫び声の
混ざった笑い声とともに
波音を乗せた猛の自転車は
坂道を一気に下っていく
「ほんま楽しそうやなあ」
聖二がのんびりと呟く
「てかあいつら
どこ行くかわかってへんやん!
タケ〜!!!下で待っとけよー!」
「たくろー、俺らも行こう!
あいつらなんか抜かしちまえ!」
「嫌やわ!ただでさえ
お前後ろ乗せんのは危険やのに」
「いいからはやく!
しゅっぱーつ」
拓朗と翼の乗った自転車も
勢いよく走りだす
「そろそろ行こか
みっきー行ける?」
「うん、大丈夫」
「じゃあ俺らも行くか」
美弥の自転車には光希が乗り
その後ろを聖二達の自転車が
3台ついてきた
「おまわりおったら
みっきーとびおりてな!」
「えー無理ー!」
数分でたどり着いたのは
大きな公園だった
広い広場では子連れの親子や
カップルがバドミントンをしたり
走り回ったりしている
「ここで何するんー?」
「決まってるやろ
みっきーの歓迎会!」
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