角砂糖が溶けていくように ????
私があなたを探している理由は、お兄ちゃんがあなたを心配しているから…、みずきにどこから話をすればいいのか迷った。
最初から話すしかないのかな、お兄ちゃんがあなたを心配するようになった事。
みずきの目は、ねぇ話してと言っていた。
私は普段一緒にいる友達に話すのと同じ様に話し始めるしかなかった。
「長くなるけど、いい?」
みずきは、目で頷いて、続きを話してと言っていた。
「お兄ちゃんは藍田さんが中学校の時に通っていた塾の先生だったの。藍田さんって昔から本が好きだったみたいで本ばっかり読んでいて、私たちみたいに休み時間になると友達と話すとかそういうことがなかったんだって。」
そこまで話すとみずきは何かを分かったみたいに言った。
「本ばっかり読んで誰とも話さないのは昔から何だね。でも、何で。」
何か分かりかけたけれどもまた新たな疑問に思案顔になって話の続きを促した。
「理由は訊きづらくて訊かなかったらしいけれど、色々あって人前で話すのが苦手になったって言ってたんだって。」
私はここまで話して、あなたに何があってそうなったのか考えた事がない自分に気が付いた。
最初から話すしかないのかな、お兄ちゃんがあなたを心配するようになった事。
みずきの目は、ねぇ話してと言っていた。
私は普段一緒にいる友達に話すのと同じ様に話し始めるしかなかった。
「長くなるけど、いい?」
みずきは、目で頷いて、続きを話してと言っていた。
「お兄ちゃんは藍田さんが中学校の時に通っていた塾の先生だったの。藍田さんって昔から本が好きだったみたいで本ばっかり読んでいて、私たちみたいに休み時間になると友達と話すとかそういうことがなかったんだって。」
そこまで話すとみずきは何かを分かったみたいに言った。
「本ばっかり読んで誰とも話さないのは昔から何だね。でも、何で。」
何か分かりかけたけれどもまた新たな疑問に思案顔になって話の続きを促した。
「理由は訊きづらくて訊かなかったらしいけれど、色々あって人前で話すのが苦手になったって言ってたんだって。」
私はここまで話して、あなたに何があってそうなったのか考えた事がない自分に気が付いた。
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