今朝、妙な夢を見た。
いつも通り、事故って、死んで、それを見て、って、ここまでなら
『いつも起こっているコトを夢で見た』
になるんだけど、その後が妙なワケ。
事故ってて、死んでて、それを見てる。
そうなんだよ、俺は死んでないワケ、…って、解りにくいな…。
なんていうか、いつもは俺が事故った時点で、時間が戻って、その時間が無かったことになる。
俺が自分の死を見てるように感じるのは、単に事故る寸前にいた場所に戻ってるからであって、俺が俺を見てる訳ではない。
でも、夢の中では違った。
本当に俺が俺の死を見てるんだ。
だけど、俺が2人いる訳ない。
つまり、俺が見ているこの屍は俺以外の誰かということになる。

あー、なんか長くなっちまったケド、この夢を見て、俺が思ったのは、俺が死ぬはずだったのに死ななかった、ってことは『俺の代わりに死んでる誰かがいるんじゃねーの？』
ってことだ。

トラックと原チャリが事故ったとしよう。
トラックが原チャリに突っ込まれた時、原チャリだけが消えてしまっては、トラックの方は「あれ、何に突っ込まれたんだっけ？」
と、なってしまう。
事故が成立しない。
それと同じように、俺とバスが事故ったのに、俺がその寸前に戻る、つまり事故の瞬間の時間から消えてしまっては、事故が成立しなくなってしまう。
それでも、事故が起こった事実が存在する以上、バスと事故る“誰か”が必要になる。
ってことは俺の代わりに死んだ“誰か”がいるってコトになるワケよ。

…俺なりに頭ん中で整理してみたけど、なんか気分悪いな〜。

ちょっと、今度事故ったら確認してみるか…
って、
「うあッ！！？」

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