タイムカプセル 14
再会 ?
「そうなの、何時も忙しい時にぶつかって無理だった。だから今日は、すごい楽しみだった。……ケンちゃんに会えるのが!」
「……。結婚はしてるんだろう?」
「1回はね。でもバツイチ!」
「そうだったのか。悪いことを聞いちゃったな」
「いいの、気にしないで。私は、建築設計の会社に勤めて、27才で独立して、インテリアコーディネーターの会社を立ち上げたの。」
「へえ、すごいな。キャリアウーマンから、女社長か?」
「そんな格好良い物じゃないわ!色々な事で、必死だったの。その後に、元の会社の上司と結婚したんだけど……。夫よりも、仕事の方を、愛しちゃったのよね、きっと」
「そうだったのか」
2人が乗った車は、金光寺の門をくぐった。
秋の彼岸と言う事もあってか、駐車場には10台程の車が止まっていた。
端から見ると夫婦に見える2人だか、墓参りが目的でないため、全くの手ぶらであった。
「そうなの、何時も忙しい時にぶつかって無理だった。だから今日は、すごい楽しみだった。……ケンちゃんに会えるのが!」
「……。結婚はしてるんだろう?」
「1回はね。でもバツイチ!」
「そうだったのか。悪いことを聞いちゃったな」
「いいの、気にしないで。私は、建築設計の会社に勤めて、27才で独立して、インテリアコーディネーターの会社を立ち上げたの。」
「へえ、すごいな。キャリアウーマンから、女社長か?」
「そんな格好良い物じゃないわ!色々な事で、必死だったの。その後に、元の会社の上司と結婚したんだけど……。夫よりも、仕事の方を、愛しちゃったのよね、きっと」
「そうだったのか」
2人が乗った車は、金光寺の門をくぐった。
秋の彼岸と言う事もあってか、駐車場には10台程の車が止まっていた。
端から見ると夫婦に見える2人だか、墓参りが目的でないため、全くの手ぶらであった。
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