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探偵ゼロ−4−

[772]  ヒョン  2009-10-26投稿
「ゼロ、助手って何をすれば?」
「簡単ですよ。何かを届けたり、何かを運んでくれたり・・」

ようするにバシリか・・
「あと、捜査にも直接協力してもらいます。」

「協力って?」
零はタクシーを引き止めて答えた。
「それはまたあとで、早く乗ってください。あなたもタクシーですよね。」
「何故それを?」
「あなたに、車を取りに行くそぶりがないからです。車を持っていれば、僕を止めるはずです。」
さすが探偵、大正解だ。
隼人はあることに気づいた。
「まだ名乗ってないですよね?」
「大丈夫です。山下隼人さん。」
そういって隼人の胸の辺りを指差す。
隼人は記者の名札を提げていた。
隼人は顔を赤らめて咳ばらいをした。
「さ、いきましょう現場へ。」




−−−−−−−−−−−


T市のある富豪の家、
殺人事件の第二の現場だ。
富田豪作(とみたごうさく)さんが第二の被害者だった。
死因はナイフによる刺殺。
見事に急所をついていたので恐らく即死、だそうだ。
家には複数の監視カメラがあったけれど、犯人は写っていなかった。
家にいた家族、家政婦全員にはアリバイとそれを証明する証人がいる。

被害者には争った形跡もなく、遺体は被害者のベットに寝かされ、その胸ポケットからメッセージが発見されたそうだ。

「さ、着きました。」
「ここか。」

タクシーは大きな門の前で泊まった。

「で、タクシー代は?」
「もちろん割り勘です」

こうして、俺たちの最初
の捜査がはじまった。

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