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【夢くい】6

[347]  豚姫  2006-08-07投稿

「シキは何て??」
廊下にしゃがみ込んでいたミューはライトを見上げた。
「・・アイツは必ず来る」
「何で??」
「あの魔女は絶対にサウロの手下だ。こんな小さな町にいる人間を見つけるのはあの魔女には不可能だ。まず町を覆っていた炎もあの魔女の魔法とは思えない」
「確かに・・」
「言うならばあの魔女は下級の魔女だ。だがサウロならあれ位の魔法序の口だろ??」
「うん」
「サウロはこれからも残り少ない人間のアイツを襲ってくる。ならこの町にいるのは危険すぎる」
「確かにまた新しい魔女が来るだけだね」
「それに・・ネロって奴の敵討ちだってしたい。なら俺達と行動を共にする方がなおかつ効率がいいだろ??」
「うん」
「とりあえず明日の夜になれば全てが分かるよ」
「ぁたし達はこの宿出てどこ行くの??」
「・・・野宿だ」
「またぁ〜!!!???」
「為れてるだろ??文句を言うなら1人で宿に泊まれ」
「・・分かりました〜」
「じゃあ行くぞ」


ライトとミューは森に行き、木の枝を集めてたき火をつけた
「今日もアレすんぞっ!!」
「やっぱり・・だから野宿なんでしょ〜」
「当たり前だ」
2人は立ち上がりそれぞれ森の奥に入って行った。

ライトは木を1つ1つ右手で触れながら森の中を歩いた。
「これも違うな・・」
しばらく歩いていると、直径5mほどだけ木がない場所に出た。真ん中には大きな木が折れて倒れていた。
「この木はもう死んでるのか??」
ライトがそっと右手で触れると、掌の黒い十字架の紋章が光った。
「!!??・・見つけた」
ライトは木に触れたままそっと目を閉じた。


その頃ミューも森の中を歩き続けていた。しばらく歩いて小さな湖に出た。
「よかったぁ〜♪湖が無かったらまたライトにブチブチ言われるところだった〜!!・・それでは始めますかっ♪」
ミューは靴を脱ぎ、湖に入って行くとミューは水の上を歩いた。中央付近に行き目を閉じると額の黒い石が光り湖を包んだ。

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