携帯小説!(PC版)

トップページ >> 恋愛 >> 紙切れ

紙切れ

[396]  えり  2009-10-28投稿
その瞬間、ズシリと響いた。


覚悟はしていたはずなのに。
こんなにも重たいものだなんて思いもしなかった。

目の前で事務的に処理される事が、あまりにも切なくて、゙受理出来ません゙と相手に無駄な期待をしてみたりもした。



゙手続きは以上ですよ゙

そう言われ、建物を出た後、何処に行こうか迷った。


取り敢えず、車に乗ってから、携帯電話を開いた。



゙まずは待受画面から変えないど


携帯電話のボタンを触ろうとしたが、それ以上進む事が出来なかった。


ただ、涙で濡れてしまったふたりが、私に優しく微笑んでいた。



感想

感想はありません。

「 えり 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス