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紅の月『第三話』光輝刀

[387]  文下手  2006-08-07投稿
「化け物!覚悟しやがれ!」鞘から刀を抜いた。わずかな曲線で、刄の部分は錆びてはいない。鞘を地に置き、刀を構え前進した。
「行くぜ!!」刀を振る。化け物は爪を伸ばして防ぎ、お返しとばかりに信夜を蹴りあげた。
「くそ!」化け物の爪が信夜を襲う。刀で防ぐが、所々切られていき、服もズタズタになっていく。
(ちっくしょ!死ぬ…)その時、刀が光った。それと同時に声が聞こえる。
(仕方ない。我の力を使え!)声が止む。刀は光を放ち終えると、刄、柄の部分が青色になった。
「な…何かわかんねぇけど行くぜ!」信夜が走った瞬間、化け物が信夜の姿を見る事はなかった。信夜の走るスピードが、残像ができる程速かったからだ。
「ハァァア!」グチャ!っという音と共に、化け物の体に冷たい刄が突き刺さった。化け物の体はくちていき、消えていった。
「何だこの刀…。」青色から元の黒色に戻った刀を見ながら、そう呟いた。

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