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星空のかなたに 2

[342]  Haru  2009-10-31投稿
3年の夏、球技大会の打ち上げをクラスの男の子の家でした

家といっても仕事で使ってる会館をまるごと借りてのどんちゃん騒ぎ!!

だいぶ酔いの回った私は、一人ぶらぶら2階を探検
そしたら、薄暗い部屋の隅で一人ニヤつきながら音楽を聞いてるあなたを発見!!

何してるのか気になった私は、声をかけた

「川島君、こんなとこで何してんの?」

「これ、なまらウケるさぁ〜」

何を聞いてるかと思えば、野球部メンバーでカラオケ行った時の録音テープ

何度も何度も同じとこ巻き戻しては、お腹かかえて笑う姿が面白くて、二人で時間がたつのも忘れてずっと笑ってた

その時初めて気が付いた

そーいえば、川島君と3年間同じクラスにいたけど、こんなに喋ったの初めてかも

なんか楽しい!!

−あの日が私の恋の始まりだったね−

打ち上げからしばらくたった頃、親友のなおと明日の買い物の時間を決めてたら

近くにいたけーすけ君が
「お前ら、明日出掛けんの?俺と川島も明日街まで出るから一緒にメシでも食わない?」

なおと私は一瞬顔を見合わせたけど

特に迷うことなくオッケーした

翌日、昼前にけーすけ君、川島君と待ち合わせ4人でご飯。

お腹いっぱいになった私達がお店の外に出ると
何かのイベントで子供達が絵を描いていた

「何してるんだろ〜?」と覗き込んでると
ピングーの着ぐるみがやってきて紙とクレヨンを差し出した

「えっ、ウチらも描くの!?」

楽しそうなので、みんなで座り込んで絵を描いた

何を描いたか覚えてないけど、とっても綺麗な秋の空

そして、すごく楽しかったことだけは覚えてる!


描き終わった私達は、余韻にひたりながらアーケードをプラプラ

するとイラン人のお兄さんが私と川島君に話かけてきた

どうやら私達がカップルに見えたらしく

うさん臭い安もののペアリングをすすめてきた

押しに弱いあなたは、ちょっと迷って私に

「どうする?買ってあげよっか?」

えぇっ、付き合ってもない私に何で買ってくれるの??驚いた私は

「いや、悪いからいいよ!!」

と断っていたら、イラン人のお兄さんが笑顔で

「ニセンエンとニセンエン!!」
と言ってきた

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