携帯小説!(PC版)

トップページ >> 恋愛 >> 溺れる魚 19

溺れる魚 19

[237]  ゆう  2009-11-02投稿

あのFAX…一体誰が?

私と新の関係を知る人はいないはず。

私は誰にも言っていないし、新だって同じはず。

どこか外で新と一緒にいるところを知人に見られたんだろうか…。


でも知人がいるような地元を避けて、新とはデートするようにしていた…
でも、どこに誰がいるかなんて…分からない。




その日の帰り道、公園を覗いてみる。


新はいない。


新からの連絡も、ない。


まさか新にも何か…


そう思ったら、いてもたってもいられず、新に電話をかけた。


『只今、電話に出ることができません』

留守電になってしまった。

メール、しておこう。

メールを打ち始めた時、新から電話がかかってきた。

よかった…やっと話せる。

『もしもし、新?』

『………』

『新?』



『…新くんには、彼女がいるんで、もう新くんに近づかないで』

『!』


女の子の声。私と新のことを知っている。


『…新は?新に代わって』



『…おばさんのくせに…恥を知れ!!』


彼女はそう言い捨てると電話を切った。




私は、しばらくその場から動けなかった…。



続く

感想

  • 28272: …犯人は…彼女(かどうかわからないけど)シャイン [2011-01-16]
  • 28335: また読んでくれたんですね。嬉しいです(^^)ゆう [2011-01-16]
  • 28349: 本作品始めの頃もコメしてます(笑)シャイン [2011-01-16]
  • 28352: あと本作品について我作品にしていますよ(笑)シャイン [2011-01-16]

「 ゆう 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス