スカバンburn!! 55 〜チビは任せろ 2〜
3人と晴香は廊下を歩き
奥の部屋へたどり着いた。
翼「ここ久々やなあ!」
翼が扉を開けると7人ほどの
小学校低学年くらいまでの
子ども達がいた。
「わ!誰や!!」
男の子が翼にむかって言った。
翼「忘れんなやー!
つーばーさ!前遊んだやろ?」
翼はそう言いながら
すでに男の子の遊びに
加わっていった。
光「やっぱ自分がガキだと
すぐ仲良くなれるんやな」
光希がぼそっと言った言葉に
慶太郎がふっと笑った。
晴香「なあ、慶太くん、
うちのおもちゃ」
晴香が慶太郎の腕を引っ張った
慶「ああ、そうやった」
慶太郎は部屋の中へ足を踏み入れ
光希も後に続いた。
慶「勇斗」
慶太郎は奥で遊んでいる男の子に
声をかけた。
勇斗「慶太やっ!」
男の子は振り返ると
嬉しそうな顔をした。
慶「晴香のおもちゃ、
とったん?」
慶太郎は同じ目線の高さに
なるように
しゃがんだ。
勇斗「晴香、お前また
ちくったな!」
勇斗は晴香を睨み
晴香は慶太郎の後ろに隠れた。
慶「人のもん勝手に取るなんて
かっこわるいで。
そういう時は仲良く一緒に
遊ばな。
そしたらお互い楽しいやん」
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