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ねぇ…大好きなのに。

[373]  春樹  2009-11-03投稿
「どうしたらいい?ってどういう意味ですか?」

私は緊張している事を隠そうとして、笑顔がぎこちなかった。

「亜弥は門限とかあるの?」

優真さんの顔は真剣だった。

「無いですょ」

「じゃぁ、明日まで一緒に居れる?」

「はい」

その夜、優真さんと私はラブホテルに泊まった。

ホテルに入ると優真さんは、いきなり私を抱きしめた。

「酔っ払ってるんですか?」

私は抱きしめられたまま、優真さんに聞いた。

酔っ払うほど飲んではいなかった。

優真さんは抱きしめた腕を、ほどいて、私の肩に手をあてた。

「酔っ払ってないよ」

優しく微笑みながら、そう言った。

優真さんは、そのまま私をベットに押し倒した。

優真さんの事は、好きだった。

やっと見つけた春樹に似ている優真さんを、自分だけの人になってくれるまでは抱かせたくない。

そう思った私は、優真さんに抵抗した。

「ダメなの?」

優真さんが聞いてきた。

「だって付き合ってないし、Hしたら、優真さんが亜弥に飽きちゃったら嫌です」

私は抵抗し続けた。

「もっと好きになるかもしれないでしょ?」

優真さんが私に顔を近づけてそう言った。

「でも嫌です」

私が断り続け、結局そのまま二人とも眠りについた。

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