この空が絶望に染まる、その前に 14 〜船内へ〜
船の中は長い廊下があり
その途中にいくつもの
扉があった。
「ここにある扉はどれも
戦士達の部屋です。
今は空き部屋ばかりですが…」
きょろきょろ見回すレンに
ルークが答えた。
外から見た様子では
想像できないほど
中は広かった。
多分魔法が使われているのだろう
「こちらは団らん場所です」
ずらりと並んだ扉が終わり
広い場所にでた。
白い丸いテーブルが
いくつか置かれ
そのまわりを囲んで
同じ白い椅子が置かれている。
大きな本棚が並べてあり
小さな図書館のようだ
「戦士は皆、
こちらで食事も
召しあがります。
あちらの扉は船の外に
出ることができます。」
「外…?」
「広いスペースがあるんです。
そこで訓練も行います。」
やがて廊下の一番
奥の部屋に通された。
「ルシオさま、
生存者2名です」
本棚で埋められた壁、
部屋の中心には
低い長方形の机が置かれ
それを挟んで向かい合うように
ソファが置かれている。
また、部屋のあちらこちらに
レンが見たことがない
不思議な“物”が置かれていた。
そして一番奥の壁の前に
置かれた机に両ひじをつけ
顔の前で手を組み座っている
ルシオがいた
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