スカバンburn!! 64 〜慶太郎と加藤〜
猛「おまえ…まだ
バスケやってるん?」
猛の表情が険しくなった
「ああ、そうやで
お前らは…まあ、
もうやってへんわな」
加藤は嫌味っぽく笑った
猛「お前な、誰のせいで…」
猛が加藤に近づいていった。
慶「タケ、やめとけ」
猛「でも、おまえ…」
「なあ、慶太郎」
慶「…?」
「お前、まだドラムやってんの?」
慶「ああ、そうや」
「どうせまた続かんやろ?
お前なんか…」
光「あーのーさっ!!!」
加藤の嫌な態度に堪えきれず
光希が遮った。
光「なんか、あんたの態度、
慶太郎のドラムを
ばかにしてるみたいやけど
こいつのドラムはなあ…」
突然光希の腕を強く
慶太郎が掴んだ
光「ちょっと…」
慶「…もうええから。
お前らもう行くで」
慶太郎は光希の腕を掴んだまま
その場を立ち去ろうとした
「またお前は、反論せずに
逃げんのかよ」
慶太郎は立ち止まり
顔だけ加藤を振り返った
慶「…ガキみたいに
言い合うのは嫌いや。
めんどくさい」
感想
感想はありません。
「 きゃしー 」の携帯小説
- スカバンburn!!-209- 光 希 へ 〜スタート〜
- スカバンburn!!-208- 光 希 へ 〜仕事〜
- スカバンburn!!-207- 光 希 へ 〜恋人〜
- スカバンburn!!-206- 光 希 へ 〜家 族〜
- スカバンburn!!-205- 光 希 へ 〜バンド〜
- スカバンburn!!-204- 光 希 へ 〜バンド〜
- スカバンburn!!-203- 光希へ 〜伸昭〜