携帯小説!(PC版)

バロン 3

[217]  KEITA  2009-11-06投稿
馬車で1日。
竜籠に乗り換えて3時間。
さっき昼飯食ったばっか。
「うーん、暇だ」
窓の外の風景にも飽きた。
「はぁ〜」


さらに6時間後。
やっと中間地点の
流通の町エリアス
に着いた。

「うぅ〜ん」
疲れた〜、もう辺りも暗い。
「今日はここで宿をとる」
「おーう」


部屋に荷物置いたし、自由だぁ〜。
「何すっかな」
「あまり遠くに行くなよ」
「あいよ」
とにかく。
「酒にめしだー!!」

酒場に着いて早速注文
「っしゃ〜!食うぞ〜」

宣言通り軽く5人分は食った。
「う〜〜〜ん」
調子に乗って食い過ぎた……気持ち悪い。
「ちょっと、あんた」
店員のおばちゃんが話しかけてきた。
「何?」
「あんた旅人でしょ?」
「ああ」
何が言いたいんだ?
「悪いことは言わない、さっさと出て行った方がいいよ」
「何でだ?」
バタンッ!!
「邪魔するぜ」
何か来た。
「遅かったかい」
とおばちゃん。
「あいつらは?」
「ここのところ、毎日来てはいちゃもんつけに来るんだよ」
「へぇ〜、とんだ暇人がいたもんだ」
様子を見る。
しかし、いかにもって感じだな。
何か騒いでるし。
「あのー」
おっ
「あぁ!!」
「やめといたほうがいいですよ」
おぉ〜、助っ人登場。
「口出しすんじゃね〜よ!!この野郎!!」
うわー、ベタな展開。
それと、

そいつ野郎じゃねーよ。
「なめやがって!!」
剣を抜く男。
「仕方ないな」
あっちも抜く。
「だぁ!!」
「フッ」
一瞬だった。
ドサッ、男が倒れた。
まぁ、結果は見えてたけどな。
あっ、あいつさっさと出て行っちまったな。

うぅ〜ん、よし!!

確かあっちに…おっいたいた。
憲兵に捕まってるよ。
「ちょっと失礼」
「なんだ君は」
怪しんでる怪しんでる
「まぁまぁ、見逃してよ」
言いながら金を握らせる。
「ん?」
手の中を見る男。
「っ!? あぁ、いいだろう」
「どうも」
一件落着。
んっ?
「ありがとうございます」
礼儀正しい子だね。
「何かお礼をさせて下さい」
おぉっ、なら。
「じゃあ、俺の小隊に入れ」
「は?」
「つまり俺の部下になれってことだ」
「はぁ」
困惑した顔の入隊予定者第一号。
あと2人か?

感想

感想はありません。

「 KEITA 」の携帯小説

ファンタジーの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス