後ろに…2
龍が起きたのは昼前だった。彼は手で目を擦ると、体を起き上がらせ、机に置いてある牛乳を飲んだ。まだあの感覚が残っていたが、それを忘れるように、頭を振る。龍は着替えると携帯ナイフをポケットに入れる。親友が出てきたら、このナイフで刺すつもりだからだ。靴を履き、近くの公園まで歩いた。
龍は公園のベンチに座り、子どもたちの遊ぶ姿を見ていた。少しでもあの事を忘れたいからだ。すると、小さな子どもが龍の近くに歩いてきた。
「何だい?」龍は明るい声で言う。
「お兄ちゃんに質問〜。」のんびりとした声で子どもは言う。
「いいよ。言ってみて。」
「何でお兄ちゃんは、男の人をおんぶしてるの?」龍は後ろを振り返った。親友が携帯ナイフを持ちながら、怒りの形相で龍を見ていた。
「あぁ…!助けて…くれ」
その日の夕方。龍は死亡した。何度も刺された痕が発見された。
龍は公園のベンチに座り、子どもたちの遊ぶ姿を見ていた。少しでもあの事を忘れたいからだ。すると、小さな子どもが龍の近くに歩いてきた。
「何だい?」龍は明るい声で言う。
「お兄ちゃんに質問〜。」のんびりとした声で子どもは言う。
「いいよ。言ってみて。」
「何でお兄ちゃんは、男の人をおんぶしてるの?」龍は後ろを振り返った。親友が携帯ナイフを持ちながら、怒りの形相で龍を見ていた。
「あぁ…!助けて…くれ」
その日の夕方。龍は死亡した。何度も刺された痕が発見された。
感想
- 3136: ずっと前、本か何かで見たことあるような気がする。 [2011-01-16]
- 3141: 作者です。似た話になってしまってすいませんm(__)m [2011-01-16]
- 3142: 作者です。似たような話になってしまってすいませんm(__)m [2011-01-16]
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