死神ジョージの恋物語★DRAGONLOVER番外編★4
僕は始めて、人間を閻魔のトコロまで送る。
それが…めぐみだなんて。
下界は事故で騒がしくなっていた…。
めぐみを抱き抱え、僕はめぐみが気が付くのを待った。
「………あ…あれ?ジョージ?何?その格好…なんで?Σ(゚ロ゚ノ)ノ」
めぐみはなんだかよくわかっていない…。
誰でもそう…。
みんな、自分が死んだ事などわからない…。
最初は…。
「変な格好♪死神みたい♪」
(…実際そうなんすけど…。)
「あのね…めぐ…落ち着いて聞いてくれよ…。」
僕が話しをしようとした時、
「きゃ〜何!空浮いてる〜これは夢??w(゚o゚)w」全然聞く耳を持たない…。
「めぐみ!!ちょっと聞いてくれ…。めぐはな…。」
「…ジョージ。あたしわかってるよ。死んだんでしょ?」
めぐみは微笑みながら答える。
「ジョージの格好を見てわかった…。ジョージは普通の人じゃないんだね…。」
僕は何て答えたらいいかわからず…、ただ頷いた。
「天国まで送ってくれるの?」
「いや…俺は閻魔のトコロまで送るだけだよ。何処へ行かされるかは閻魔が決めるし…。」
僕はめぐみの頬をそっと撫でた。
「ホントに…もう死んだのね…。」
笑いながら涙を流すその横顔は、とてもやり切れない…。
下界の様子を眺めながら堪えていた泣き声が空に響き渡る…。
心境を聞いて
閻魔の元へ送り
そして、判決を見届ける。
僕の切ない仕事…。
なんで僕は人間じゃなかったんだろう…。
「ジョージ…。あたしはもう…生きていけないの?ジョージと…一緒にいたいのに?側にはいられないの?」
僕だって…
一緒にいたい…。
人間になって
めぐみの側にいたい…。
そう思っていたのに。
閻魔の所までの道のりはとてもつらい…。
それが…めぐみだなんて。
下界は事故で騒がしくなっていた…。
めぐみを抱き抱え、僕はめぐみが気が付くのを待った。
「………あ…あれ?ジョージ?何?その格好…なんで?Σ(゚ロ゚ノ)ノ」
めぐみはなんだかよくわかっていない…。
誰でもそう…。
みんな、自分が死んだ事などわからない…。
最初は…。
「変な格好♪死神みたい♪」
(…実際そうなんすけど…。)
「あのね…めぐ…落ち着いて聞いてくれよ…。」
僕が話しをしようとした時、
「きゃ〜何!空浮いてる〜これは夢??w(゚o゚)w」全然聞く耳を持たない…。
「めぐみ!!ちょっと聞いてくれ…。めぐはな…。」
「…ジョージ。あたしわかってるよ。死んだんでしょ?」
めぐみは微笑みながら答える。
「ジョージの格好を見てわかった…。ジョージは普通の人じゃないんだね…。」
僕は何て答えたらいいかわからず…、ただ頷いた。
「天国まで送ってくれるの?」
「いや…俺は閻魔のトコロまで送るだけだよ。何処へ行かされるかは閻魔が決めるし…。」
僕はめぐみの頬をそっと撫でた。
「ホントに…もう死んだのね…。」
笑いながら涙を流すその横顔は、とてもやり切れない…。
下界の様子を眺めながら堪えていた泣き声が空に響き渡る…。
心境を聞いて
閻魔の元へ送り
そして、判決を見届ける。
僕の切ない仕事…。
なんで僕は人間じゃなかったんだろう…。
「ジョージ…。あたしはもう…生きていけないの?ジョージと…一緒にいたいのに?側にはいられないの?」
僕だって…
一緒にいたい…。
人間になって
めぐみの側にいたい…。
そう思っていたのに。
閻魔の所までの道のりはとてもつらい…。
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