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【夢くい】7

[341]  豚姫  2006-08-09投稿

「お疲れ♪」
たき火の場所に戻ると、たき火の前には先にミューが座っていた。
「お前はあったのか??」
ミューはニッコリ笑った。
「あったよ、それも大当たり」
「よかったな」
「ライトは??」
「誰に聞いてんだよ。あったに決まってんだろ!!俺も大当たり♪」
「よかったね♪」
「そろそろ寝ろ」
「うん」
ミューは鞄からシートを出して上に寝転び、鞄を枕にして寝た。ライトは木に持たれて目を閉じた。




朝目が覚めた2人は町に戻り朝ご飯を食べていた。
「このサンドウィッチ美味しいね」
「そうだな」
「・・ねぇ??シキは人間だよ、戦えない。きっと沢山危険な目に合うよ??」
「俺が先に倒せば済む話だろ」
「その体で言うと面白いね」
「体がガキなのはお互い様だろ!!」
「ハハ・・ごめん。でもね・・」
「まだ何かあんのかよ??」
「でも・・何でシキなの??」
ミューは言いにくそうに、下を向いたまま聞いた。
「だからサウロの城を知ってるからだよ」
「まだ、ぁたし達はサウロには勝てない・・それなら城を探しながら旅をする方がいいよ」
「お前・・もしかしてアイツが嫌いなのか??」
「違うよっ!!シキの事は嫌い何かじゃ無い・・」
「じゃあ何でだよっ!?」
「・・・ライトってさぁ〜本当に鈍いね??」
「はっ??」
「ううん。何でも無い」
「??」




その頃宿でシキはまだ考えていた。
「私には見寄も無いし、ネロもいなくなっちゃった・・。それに私だってあの魔女がサウロの手下だって事ぐらい分かってる。ネロの敵を打ちたい!!それに・・ここにいるのは危険」
シキは立ち上がり窓から空を眺めた。青い空を雲が流れている。
「あの人達はサウロを探してるんだ・・。助けてもらったんだから恩は返したい。それに・・」
シキはいきなり窓から離れて、鞄に荷物を入れた。荷物と言っても魔女に家を破壊されて、対した荷物などは無い。
「よしっ!!」
シキは立ち上がり魔女に壊された家へ向かった。

道中に拾った花を家の前に沿え、しゃがみ手を合わせた。
「ネロ・・私行くね??行ってもいいよね??あの2人の力になりたいの。ネロは喜ばないのは分かってるけど、私どうしてもネロの敵を打ちたいの」
シキは立ち上がり振り返らずに町へと歩いて行った。

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