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【夢くい】8

[320]  豚姫  2006-08-09投稿

夜になりライトとミューは入り口に向かった。

「シキはまだいないね」
「まだ30分前だ」

9時丁度を時計の針がさした。
「やっぱりこないよ。行こ・・・・!!」
目の前には息をきらして走って来たシキが笑顔で立っていた。
「遅れてごめんなさい!!」
「いや。9時丁度だ」
ライトは笑顔でシキに歩み寄った。
「来ないかと思った」
「・・・ウソでしょ??」
「えっ??」
「絶対に確信してたってゆう顔してるよ」
シキは笑って顔を指差した。ライトはしばらく黙り町の入り口の方を向き歩き出した。
「さっさと行くぞ」
「??・・はい!!」

3人は町を出て歩いて行った。
「シキ・・サウロの城ってどこにあるの??」
「真っ直ぐ北ですよ」
「ライトの勘当たってたね♪」
「当たり前♪」
3人は北に向かい次の町を目指し、話しながら歩いた。

「・・・あっ!!シキ!!」
「何ですか??」
「その敬語やめない??」
「えっ!?」
「ぁたし達これから一緒に旅をして行くんだから、タメ語&呼び捨ては当たり前♪」
ミューはウインクしてシキを見た。
「・・うん♪分かった」
「ミュー何か初対面から呼び捨てだったからな」
「ラっ!!ライト!!」
「真実だろ??」
「そうだけど・・」
「ミューとライトはいつから一緒に旅をしてるの??」
「初めて会ったのが3年前だから、旅しだしたのは約1年半前ぐらいかな??」
「そうだなそれぐらいだろ」
「へぇ〜!!長いね!!・・もしかして付き合ってたりしてっ♪」
「!!!!」
「!!!!」
2人は目を丸くして黙ったまま立ち止まった。
「そんなんじゃ・・」
「そんなわけねぇーだろ」
ミューが言いかけると、ライトが冷たく言い少し早めに歩いて行った。普段ふざけたり、笑ったり、無邪気な子供の顔のライトの顔は、一瞬18の顔に見え普段からは想像できない冷たい表情無い顔になっていた。

「ミューごめん。私余計な事言った??」
「そんな事無いよ。ただ、ライトには彼女いるから・・。」
「えっ!!??そうなんだ。旅してるからいないと思った」
「・・・・」

途中で3人は森の中にテントをはった。会話はライトがいつもより無口で少なかった。気まずい空気に耐えきれず3人は早めに眠りについた。

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