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星空のかなたに 22

[271]  Haru  2009-11-10投稿
車に戻ると
買ったばかりのケータイが光ってた

ケータイを持ったことを
つばさは知らない…

この番号を知ってるのは
まだ、川島君だけ


ケータイを開くと
何件も着信があり

「何してる?」

あなたの不安げなメールが入ってた


私はあなたに電話する

「今、別れてきたよ…」

「そっか……」

大切な人を傷つけた
私達の未来は
どうなっていくのだろう

幸せな未来が待っているのかな…?


それとも……


あなたは自衛隊の仲間に
私の事を色いろ話しているようで

あなたとの電話中
友達がよく会話に参加してきたね

「川島から話聞いてるよ!!俺も話してみたかったんだ」

何人もの男の子が
電話をかわり
賑やかな夜が続く

遠い静岡の空の下に
あなたはいるんだね!


早く会いたい!!

あなたの帰ってくる冬が待ち遠しい


だけど、つばさと別れてからの私達は

電話やメールのやり取りはするものの

友達でも恋人でもない
微妙な関係を続けていた


きっとあなたと別れてからの4年間
つばさと過ごした時間が
あなたを不安にさせていたんだね…


あなたにとって
重い重い4年間…

私には
どうすることも出来ない


そして私自身も
失ったものの大きさに
気づき胸が痛む……


つばさ
今ごろ、どうしてるかな




季節は変わり
雪が降る…

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