携帯小説!(PC版)

トップページ >> アドベンチャー >> Invisible Answerer -ep11-

Invisible Answerer -ep11-

[670]  へたれもち  2009-11-10投稿
…何を…言っているの?
罠?でも刃物はないし、
武器になるものも…

いや、あの身体能力が
十分な武器になる。

「私に頼まないで…。」

罠だとわかってて、
引っ掛かる人なんている
はずないでしょ。

「…確かに、自分で
するべきですね。」

出来るはずもないのに…
どうせするわけない。
と思っていた…。

でも零は自分の喉に刃物
を向け、電源を入れた…
あれでは刃先が当たって
も致命傷に…

そして喉に突き付けよう
とした瞬間だった…。

突然床が無くなった…
落とし穴…私と零は
抵抗も出来ずに落ちた。


危うかった…今、彼に
自殺されてたら観客は
興ざめし、渡すデータも
不確かになる…。

「どうやら、彼の感情が
……してるようですね。
…であれば、…に居る
でしょうが。」

「とは言え……その場
しのぎにしかならない
のですね、今回の処置
に関しては。」

「…彼女に期待しよう…
そうするしかない。」


…落とし穴?なんで
いきなり?解らないけど
…まるで、零の死を拒ん
でるような気がする。

何か零がいないと不都合
な事でもあるの?
それよりも…

本当に死ぬ気だったの?
何者で何が目的?
もしかして、犯人の
関係者?

「…貴方は何者?何が
目的なの?」

怖い…けど聞かないと…
この先どうなるか…でも
彼は反応しなかった。

まるで糸の切れた操り
人形のように動かない。

「…何か言いなさいよ。
貴方は何者?」

「僕は…今の僕は何者
なんだ?殺したくなく
ても身体が勝手に…。」

独り言のように呟き
始めた。でもその内容は
信じられない事ばかり
だった。

感想

感想はありません。

「 へたれもち 」の携帯小説

アドベンチャーの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス