携帯小説!(PC版)

トップページ >> ノンジャンル >> お父さん、あたしが死んだら泣いてくれますか?

お父さん、あたしが死んだら泣いてくれますか?

[289]  Akane  2009-11-12投稿
あたしは尚。地元の小・中学校を経て、地元の高校に通っている。あたしには2つ下の妹、奈緒子と1つ下の弟、尚也がいる。あたしは毎日普通に学校に通い、普通に生活していた。---3年前までは・・・。
---3年前、母が亡くなった。仕事帰りに事故に遭った。それはあたしが14で、奈緒子が12、尚也が13の時だった。父は黙ってうつむき、それきり喋らなかった。葬儀が終わると、父は重い口を開いてこう切り出した。「メシ、食いに行くか。」そう言って連れて行かれたのは、町一番の低価格料理店だった。4人で1000円でご飯が食べれるのだ。家で食べるのに比べれば、ちょっと割高だけど、食べに行く、っていう気分になれるだけでも嬉しかった。父は無職、母はエスティシャン。そう対した収入はない。だからあたしも飲食店でバイトをし、妹と弟も家で内職をしている。子供だけでも月10万は稼げた。けど、母がいなくなった今、収入は約半減。父はそれでも仕事をするつもりはなさそうだ。

感想

  • 29892: 子を想わない親はいない。泣くにきまってるでしょう。 [2011-01-16]
  • 29981: 悲しみ=涙では無いし貴女がいなくなって悲しいと思うのは確か。 [2011-01-16]

「 Akane 」の携帯小説

ノンジャンルの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス