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カバに恋する。2

[240]  ゆう  2009-11-12投稿

「たーちゃん、今日電車で痴漢にあった…」

「は?痴漢?恵美に?物好きな男もいたもんだな」

夜、うちに来ていた隆行(彼氏)は寝ころびながらテレビを見ている。

「もーっ!何よ!こわかったんだからねっ」

「嘘だよ。冗談。こっちおいで」

そう言って、たーちゃんは私の頭をなでてくれた。


たーちゃんとは付き合ってもう3年が経つ。

たーちゃんは私より2つ年上。友達の紹介で知り合った。

今でも変わらずラブラブだ(照)


「それでね、近くにいた人が助けてくれたの」

「へぇ。捕まえてくれたの?」

「ううん。私のことドンッて押して痴漢から遠ざけてくれたの」

「なんだかなぁ。それ、たまたまじゃねぇの?」

「…そうかなぁ」

「それより!触られたところ消毒してやる!どこだ!どこ触られた!」

そう言ってたーちゃんは私の服を脱がせ始めた。
「そんなとこ触られてないよ〜」





次の日。

いつもの電車にあの人がいた。

昨日助けてくれた人。



続く

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