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奈々とライアンの夫婦生活♪DRAGON LOVER番外編☆1

[337]  木村蜜実  2009-11-13投稿
娘のアンリが産まれて
早5年…。

シェパード家(人間界では林田家)はいつものように朝を迎える…。

「パパ〜♪起きないと遅刻だよぉ〜♪」
幼稚園の支度を終えたアンリがライアンを起こす、いつもの朝…。

「イテって…起きるよ…アンリ…腹の上乗んないで…(+。+)」
朝は騒がしい…。
いつもアンリはライアンのお腹の上に乗り暴れる。
ライアンはいつも青い顔をして起きる。

「うぅ…奈々おはよ〜。」
頭をかきながら台所でおおあくび…。

いつもの朝の風景だ。

その風景に、あたしはいつも幸せを感じる。

「あはっ(笑)今日もやられた?アンリってばすごいおてんば…m(>ω<)m゙誰に似たのかなぁ?」
あたしはいつものように台所に立って、朝食の支度をする。

ふと足元を見ると、アンリがあたしのスカートを引っ張っていた。

「?…どうしたのアンリ?」
あたしはしゃがんで、アンリと同じ目線に合わせた。

「パパ…女の子の匂いがする〜。」
(?)
妙な事を突然言い出すアンリ。

「ママとアンリと一緒に寝てるんだから、女の子の匂いがするのは当たり前でしょ?(^^)」

「違うもん!アンリの匂いじゃないもん!」
癇癪を起こしながら、椅子に座り朝食を食べ始める。

「…?どうした?」
その様子を見ていたライアン。
着替えを済ませ椅子に座りコーヒーを飲む。

「アンリってばね、パパの身体から女の匂いがするって言うのよ…。」
あたしはため息混じりで話すと…

コーヒーを吐き出すライアン…。

あたしとアンリは驚いてライアンを見た。

「パパ汚い!!」
アンリはプリプリと怒り出し、かばんを持って玄関へ向かった。

「何…?動揺してんの…?」
あたしは眉間にシワを寄せてライアンをじっと見た。

「動揺なんて…してねぇよ…(@_@)」
明か動揺…。

こんな朝…
あたしはライアンを始めて疑いの眼差しで見る。

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