い つ も
帰り道…
君の手をにぎってみる
私より冷たくて大きい手を
指を絡ませてもう離れないように
それが毎日当たり前で私は幸せだった
でも今はちがう
私と君は大人になった
それぞれちがう場所でちがうことをやらなきゃいけない
毎日会うことができなかった
あいたい気持ちが溢れて寂しい感覚につつまれて
君に会わないと死んでしまいそうで…
ねぇ、神様…私の願いをかなえてください
あの人にあいたいです
ねぇ…誰か…神様じゃなくてもいいです
願いを…私のわがままをきいてください
ねぇ…君にはきこえてますか?
私のわがまま
あいたいです
久しぶりに君にあった
君は私をそっと抱きしめて手を握ってくれた
あの頃…毎日会ってたあの頃が懐かしかった
それでも、今ここで抱きしめてくれる君が暖かくて優しくて
泣きそうなくらい満たされてく
あの日からどれくらいたったかな…?
…長い間があいたね
今君にあいにいくよ
背中から優しく…強く君をだきしめてみるよ
わがままっていわれてもいいから……
だから貴方のそばにいったときは
私をそっと抱きしめてね
ねぇ…君に届いてますか…?
この気持ちが…
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