いつもの場所で?
5分後に、「なつみ」とゆう、名前の子が来た。
「こんばんは〜『なつみ』で〜す。」
ちょっと、かん高い声である。
「かっこいいですね〜。どこからいらっしゃったんですか〜」
「神奈川…」
哲彦は、ぼそりと言った。
「どうされたんですか〜。元気ないですね〜」
元気がないわけではなく、哲彦は、ガンガンに来られるタイプが苦手なのだ。
「俺、結構もの静かな方だから、ごめんね。」
「いえ、いいですよ〜。ただ、『なつみ』は、いつでもテンション高めなんで〜ごめんなさい」
謝ってはいるものの、ちょっと不満そうな顔をしていた。
(みんな、こんな感じなのかな…)
10分後、ボーイが来た。
「『なつみ』さーん、10テーブルへ、お願いします」
「はーい。あっ、指名よろしくお願いしま〜す」とゆうと、彼女は去っていった。
以後、2人来たが、同じようなタイプで、しっくりこなかった。
「お客様、3名のなかから、お気に入りの子を、選んでいただいて、残り時間を過ごしていただくんですが、いらっしゃいましたか?」
残念ながら、哲彦の中では、ピンとくるものはなかった。
「3人のなかから決めなきゃだめなのかな?」
「いえ、そんなことは、ございませんが…いませんでしたか?」
「ちょっとね…。出来るんなら、もうちょっと見て見たいんだけど…」
「わかりました。お時間的に、あと2名なら…」
「そうしてもらえる?」
「はい」
ボーイが立ち去って2分後、最初の子が来た。
「どうも〜『かな』で〜す」
また、似たような感じだ。
(えり好みし過ぎか?)と、自問自答し始めたころ、2人目の子が来た。
「あの…どうも…
『麻由』です。いいですか?」
かなり、もの静かな感じだ。
「どうぞ…」
彼女が座ったあと、しばらく沈黙が続いた。
「あの…私、しゃべり苦手なんで、満足していただけるかどうか…」
「いいよ。…ずっと黙ってても」
「え?」
「自分のスタイルでいいよ。その方が楽だから…」
(この子だ…)と、哲彦は思った。
ちょっと影のある感じ…哲彦の理想と同じだからだ。
そう、哲彦と麻由の最初の出会いだった…
「こんばんは〜『なつみ』で〜す。」
ちょっと、かん高い声である。
「かっこいいですね〜。どこからいらっしゃったんですか〜」
「神奈川…」
哲彦は、ぼそりと言った。
「どうされたんですか〜。元気ないですね〜」
元気がないわけではなく、哲彦は、ガンガンに来られるタイプが苦手なのだ。
「俺、結構もの静かな方だから、ごめんね。」
「いえ、いいですよ〜。ただ、『なつみ』は、いつでもテンション高めなんで〜ごめんなさい」
謝ってはいるものの、ちょっと不満そうな顔をしていた。
(みんな、こんな感じなのかな…)
10分後、ボーイが来た。
「『なつみ』さーん、10テーブルへ、お願いします」
「はーい。あっ、指名よろしくお願いしま〜す」とゆうと、彼女は去っていった。
以後、2人来たが、同じようなタイプで、しっくりこなかった。
「お客様、3名のなかから、お気に入りの子を、選んでいただいて、残り時間を過ごしていただくんですが、いらっしゃいましたか?」
残念ながら、哲彦の中では、ピンとくるものはなかった。
「3人のなかから決めなきゃだめなのかな?」
「いえ、そんなことは、ございませんが…いませんでしたか?」
「ちょっとね…。出来るんなら、もうちょっと見て見たいんだけど…」
「わかりました。お時間的に、あと2名なら…」
「そうしてもらえる?」
「はい」
ボーイが立ち去って2分後、最初の子が来た。
「どうも〜『かな』で〜す」
また、似たような感じだ。
(えり好みし過ぎか?)と、自問自答し始めたころ、2人目の子が来た。
「あの…どうも…
『麻由』です。いいですか?」
かなり、もの静かな感じだ。
「どうぞ…」
彼女が座ったあと、しばらく沈黙が続いた。
「あの…私、しゃべり苦手なんで、満足していただけるかどうか…」
「いいよ。…ずっと黙ってても」
「え?」
「自分のスタイルでいいよ。その方が楽だから…」
(この子だ…)と、哲彦は思った。
ちょっと影のある感じ…哲彦の理想と同じだからだ。
そう、哲彦と麻由の最初の出会いだった…
感想
感想はありません。
「 YOSI 」の携帯小説
- 劇団ドリームシアター(32)
- 劇団ドリームシアター(31)
- 劇団ドリームシアター(30)
- 劇団ドリームシアター(29)
- 劇団ドリームシアター(28)
- 劇団ドリームシアター(27)
- 劇団ドリームシアター(26)