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ねぇ…大好きなのに。

[438]  春樹  2009-11-16投稿
その日私の彼氏は、仕事が休みだった。

だから私は春樹に逢えないし、電話も出来ない。

それでも、春樹とメールをしていた。

私は携帯を見て、笑顔になる。

私と春樹はずっとメールしていた。

「メールしてて、彼氏は大丈夫なの?」

春樹が聞いてきた。

「うん。何でもィィんだもん。彼氏の事なんて、好きじゃないもん」

自分でも、何故一緒に居るのか解らなかった。

「じゃぁ、別れれば。」

春樹からの返信。

私は携帯電話を閉じた。

「ねぇねぇ」

彼氏に話しかける。

「なに?」

彼が私の方を向く。

「亜弥が別れようって言ったらどうする?」

私は笑いながら言った。

「なんで?別れたいの?」

彼は真剣な顔をしていた。

「うん」

「理由は?」

「理由聞くの?」

「理由位聞かせてよ」

笑っている私と真剣な彼氏。

「先が、ないから」

私は笑いながら言った。

「そっか、解った」

そして、そのまま彼氏は機嫌が悪くなった。

「家、帰る」

私はそう言って着替えた。

「なんで?明日じゃダメなの?今日は我慢して、ここにいな」

彼氏が怒った。

もう夜中の3時頃だった。

私は春樹に逢いたかった。

「あんたに、そんな事決める権利ないでしょ。もうここに居たくない。」

私は怒った彼を馬鹿にする様に笑い混じりで言った。

「じゃぁ、送って行くよ。危ないだろ。亜弥になんかあったらどうすんだよ」

どんどん不機嫌になる彼。

「送んなくていいよ。そういうの面倒臭い。じゃぁ亜弥になんかあったら、お前が死んでお詫びでもしてりゃいいんじゃないの?」

彼の態度に私も怒ってそう言った。

彼は何も言わなくなり、私はそのまま歩いて実家に帰った。

帰る途中、私は春樹に電話した。

感想

  • 30840: 誰が何を言ってるのか解らなかった、でも内容は良いですね◆ [2011-01-16]

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