紅の月『第四話』焔
(何だったんだ…あれ…)信夜は机に肘をつけながら、そう思っていた。昨日の化け物の事、今信夜が持っている刀『光輝刀』の事をつい考えてしまう。しかもこの刀が変化できてしまうから、余計に信夜の頭を混乱させる。
「ん?どうしたんだ信夜」信夜の前の席を、一人の少年が座った。龍崎焔(ほむら)だ。
「元気ないぞ。考えことか?」
「あぁ。…今から言うこと全部本当の事だからな。…笑うなよ。」信夜は焔に昨日の出来事を話した。話し終えた途端、焔は笑い出した。大声で。
「ハハハハハハハ!寝惚けてんのか信夜!」
「まじだっつの!見ろこの刀!それに香織に聞いたらわかる!おーい!香織!」女子の友達と話している香織を無理矢理呼びつけた。「何よ!話の途中なのに」「昨日のこと話してやれ!こいつ信じないんだよ!」焔を指さす信夜。
「馬鹿ねぇ。いくら本当の事だからって、信じてもらえるわけないでしょ。」
「そら見ろ!嘘だろ!」
「本当だーー!!」信夜は久々に焔に怒りを覚えた。
「ん?どうしたんだ信夜」信夜の前の席を、一人の少年が座った。龍崎焔(ほむら)だ。
「元気ないぞ。考えことか?」
「あぁ。…今から言うこと全部本当の事だからな。…笑うなよ。」信夜は焔に昨日の出来事を話した。話し終えた途端、焔は笑い出した。大声で。
「ハハハハハハハ!寝惚けてんのか信夜!」
「まじだっつの!見ろこの刀!それに香織に聞いたらわかる!おーい!香織!」女子の友達と話している香織を無理矢理呼びつけた。「何よ!話の途中なのに」「昨日のこと話してやれ!こいつ信じないんだよ!」焔を指さす信夜。
「馬鹿ねぇ。いくら本当の事だからって、信じてもらえるわけないでしょ。」
「そら見ろ!嘘だろ!」
「本当だーー!!」信夜は久々に焔に怒りを覚えた。
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