ねぇ…大好きなのに。
私は実家に戻り、仕事を探し、すぐに働き始めた。
それでも、私と春樹は毎日の様に逢っていた。
その日、私は友達と三人で飲みに行っていた。
春樹の奥さんはキャバクラで働いていて、その日は奥さんに頼まれて、春樹は家で子供の面倒を見ていた。
私は、飲みに行った帰り道、春樹に電話をした。
もう、夜12時を過ぎていた。
私は、しばらく自分の家の側で春樹と電話していた。
電話をしている私の携帯に、キャッチが入った。
名前が表示されない、知らない番号。
【もしかしたら、さっき別れた友達に何かあったのかもしれない】
私は春樹を待たせ、その電話にでた。
「もしもし?」
「俺だけど、今から行くから」
その声と態度で、すぐに亮だと解った。
「なんで?無理だよ」
私は、出来るだけ強気な口調で言った。
【どうしよう、また春樹にフラれる】
それしか考えられなくなっていた。
「無理とかないから、もう着くから、出て来ないとお前の家入って行くから」
亮は酔っ払っている。
「やだよ、来ないでください」
「うるせーよ。本気で行くからな」
亮はそのまま電話を切った。
【とにかく誰にも、ばれない様にしないと、春樹にもフラれたくないし、また両親に心配かけたくない】
キャッチを待っていた春樹。
「誰?」
春樹の質問。
「間違えたみたいだよ」
私は嘘をつく。
その時、ガシャンという音が電話越しに聞こえたと同時に春樹との電話が切れた。
そして春樹からのメール。
「ごめんね、あいつが帰ってきたから、また連絡するね」
【どうしよう】
そればかり考えていた私は、急いで携帯に入っている春樹のメールや番号、全にシークレットをかけた。
そして、亮が来る方の道に出て行った。
それでも、私と春樹は毎日の様に逢っていた。
その日、私は友達と三人で飲みに行っていた。
春樹の奥さんはキャバクラで働いていて、その日は奥さんに頼まれて、春樹は家で子供の面倒を見ていた。
私は、飲みに行った帰り道、春樹に電話をした。
もう、夜12時を過ぎていた。
私は、しばらく自分の家の側で春樹と電話していた。
電話をしている私の携帯に、キャッチが入った。
名前が表示されない、知らない番号。
【もしかしたら、さっき別れた友達に何かあったのかもしれない】
私は春樹を待たせ、その電話にでた。
「もしもし?」
「俺だけど、今から行くから」
その声と態度で、すぐに亮だと解った。
「なんで?無理だよ」
私は、出来るだけ強気な口調で言った。
【どうしよう、また春樹にフラれる】
それしか考えられなくなっていた。
「無理とかないから、もう着くから、出て来ないとお前の家入って行くから」
亮は酔っ払っている。
「やだよ、来ないでください」
「うるせーよ。本気で行くからな」
亮はそのまま電話を切った。
【とにかく誰にも、ばれない様にしないと、春樹にもフラれたくないし、また両親に心配かけたくない】
キャッチを待っていた春樹。
「誰?」
春樹の質問。
「間違えたみたいだよ」
私は嘘をつく。
その時、ガシャンという音が電話越しに聞こえたと同時に春樹との電話が切れた。
そして春樹からのメール。
「ごめんね、あいつが帰ってきたから、また連絡するね」
【どうしよう】
そればかり考えていた私は、急いで携帯に入っている春樹のメールや番号、全にシークレットをかけた。
そして、亮が来る方の道に出て行った。
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