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カバに恋する。17

[179]  ゆう  2009-11-17投稿

川端さんは私の作ったお粥を全部食べてくれた。

私は、川端さんのこと急に意識し始めちゃって…

どうしよう…



「…おいしかったです。ごちそうさまでした…」
「あ…よかった」

ニコッと笑顔を見せる。
「…俺はもう大丈夫なんで、帰ってください。…来てくれて、ありがとう」

「うん…」



どうしよう…。

川端さんは私のこと、少しでもいいなって思ってくれてる?


「川端さん…」

「…はい」

「…呼んだだけ…」



あーっ!!
どうしようーっ!!

川端さんが好きって!!
どうしたらいいの?!



「川端さん川端さん川端さん!」

「…はい」

「どうしようっ」

「…どうしました?」

「私、私、恋してるっ」
「……それは、よかったです」

川端さんはお布団の中にもぐってしまった。



続く

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