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紅の月『第七話』黒炎槍&魔術刀

[300]  文下手  2006-08-10投稿
「まじかよ…」信夜は光輝刀を構えながら化け物を見る。速刀なのだが化け物のスピードも同じくらいだった。それに化け物が仲間を呼び出すのだ。
(死ぬ…)その時だ。小さな刀が化け物に刺さり、化け物がうめき声をあげた。
「信夜!大丈夫!?」香織だった。それに焔もいる。「信夜。何だその様は。」「るっせぇよ」
「お前は休んでろ。俺たちがやる。」焔は槍を構え、香織は二の腕に変な布を巻き、指と指の間にナイフを挟んでいた。
「いくよ!」ナイフを投げ、化け物に命中させた。するとナイフに書いてある印が光りだした。
「ウインドバースト!」渦巻きがおこり、化け物は斬り刻まれる。
「ふんが!」焔は槍を振り回し、動いている化け物に命中させた!
「焦炎!」地面に槍を挿し、炎を出した。化け物は燃え、死んだ。この二人の活躍で化け物は消えていった。
「さすがだな俺たち!」
「お前ら強いな…。」驚きの目で二人を見る。
「協力したげる」香織が言った。
「三人で力合わせたらどんな化け物でも倒せるぜ!」ハハハと焔が笑う。
「よし!んじゃ足手まといになんなよ!」三人は手でタッチをし、改めて友情を誓った。

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