いつもの場所で?
翌朝、昼過ぎまで寝ていた哲彦と義人は、街中のカフェで一服していた。
「昨日はどうだった?楽しめた?」
「まあ…な」
哲彦の煮え切らないような受け答えをした。
「その感じじゃ、あまり楽しめてないんだろ?」
「そんなことねーよ。閉店の12時までいたしよ」
「閉店まで!俺は2時間で帰ったよ。あまり予算もなかったし…」
「なんだよそりゃ!お前、それくらいの予算くんどけよ!
だらしねーな!」
「あのな〜俺だっていたかったんだよ!けど、お前ほど給料もらってねーから、やりくり大変なんだよ」
「…たく。で、どんな話したんだよ」
「野球に興味あるらしくてさ…よく見に行ってるらしいんだよ。お客さんとも見に行ったことあるってさ。 …で、だめもとで、誘ってみたらOKだってさ」
「おう!やったじゃねーか。お前にしちゃ上出来だよ。その感じを恋愛に生かせよな」
「まあ、感謝するよ。彼女には。お前にもな」
「まあ、つめは甘いけどな」
少し間を置いて、義人が哲彦に質問をした。
「お前の方は?」
「俺か?俺はいいよ」
「なんだよ。人のこと聞いといて。収穫はあったのかよ」
「まあ…あったよ。この次来ることも約束したし、近々東京に来るってさ。
『会ってくれる?』って言われたけどさ…そこまで深入り出来ないって言ったら、泣くんだよな〜。どーしよ?」
哲彦の、ちょっと自慢げな顔を見て、義人は突き放した。
「自分で決めろよ!彼女は学生か?」
「福祉のな。学費とか、生活費、自分で稼いでるって。お前の方は?」
「昼間は、洋服屋の店員だって。生活かかってるから、なかなか地元を離れられないってさ」
そう言いながら義人はやるせない表情を見せた。
お客さんと従業員とゆう壁があるものの、哲彦に先を越されたような気がしたからだ。
「今日は、これからどうすんだ?」
「まあ…昨日ラーメン食いそこなったし、九州でも満喫するよ。見たいとこもあるし…」
「そうか…付き合うよ」
2人は、それぞれに反省材料を持ちながら、残りの1日を過ごした。
そして翌日…哲彦に、もう1つの出会いがあった。
「昨日はどうだった?楽しめた?」
「まあ…な」
哲彦の煮え切らないような受け答えをした。
「その感じじゃ、あまり楽しめてないんだろ?」
「そんなことねーよ。閉店の12時までいたしよ」
「閉店まで!俺は2時間で帰ったよ。あまり予算もなかったし…」
「なんだよそりゃ!お前、それくらいの予算くんどけよ!
だらしねーな!」
「あのな〜俺だっていたかったんだよ!けど、お前ほど給料もらってねーから、やりくり大変なんだよ」
「…たく。で、どんな話したんだよ」
「野球に興味あるらしくてさ…よく見に行ってるらしいんだよ。お客さんとも見に行ったことあるってさ。 …で、だめもとで、誘ってみたらOKだってさ」
「おう!やったじゃねーか。お前にしちゃ上出来だよ。その感じを恋愛に生かせよな」
「まあ、感謝するよ。彼女には。お前にもな」
「まあ、つめは甘いけどな」
少し間を置いて、義人が哲彦に質問をした。
「お前の方は?」
「俺か?俺はいいよ」
「なんだよ。人のこと聞いといて。収穫はあったのかよ」
「まあ…あったよ。この次来ることも約束したし、近々東京に来るってさ。
『会ってくれる?』って言われたけどさ…そこまで深入り出来ないって言ったら、泣くんだよな〜。どーしよ?」
哲彦の、ちょっと自慢げな顔を見て、義人は突き放した。
「自分で決めろよ!彼女は学生か?」
「福祉のな。学費とか、生活費、自分で稼いでるって。お前の方は?」
「昼間は、洋服屋の店員だって。生活かかってるから、なかなか地元を離れられないってさ」
そう言いながら義人はやるせない表情を見せた。
お客さんと従業員とゆう壁があるものの、哲彦に先を越されたような気がしたからだ。
「今日は、これからどうすんだ?」
「まあ…昨日ラーメン食いそこなったし、九州でも満喫するよ。見たいとこもあるし…」
「そうか…付き合うよ」
2人は、それぞれに反省材料を持ちながら、残りの1日を過ごした。
そして翌日…哲彦に、もう1つの出会いがあった。
感想
感想はありません。
「 YOSI 」の携帯小説
- 劇団ドリームシアター(32)
- 劇団ドリームシアター(31)
- 劇団ドリームシアター(30)
- 劇団ドリームシアター(29)
- 劇団ドリームシアター(28)
- 劇団ドリームシアター(27)
- 劇団ドリームシアター(26)