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カオスバスター 第23話:併合

[306]  キングボーズ  2006-08-10投稿
「いでよ!プルート!!」
突然辺りが暗くなり、ハークとガルの間の空間に亀裂が入った。
「おい!なんかやべぇぞ!!ガル今のうちに奴をぶっ倒せ!!」ツバサはリングの外からそう言った。
「そんなこと言われなくたって分かってるよ!言霊『砲』!これでもくらえ!!」
ガルはそう叫ぶと、ハークに向け、口からレーザーを発射した。
「…もう遅い。貴様はもう死ぬ運命にある。」
空間の亀裂は完全に広がり、ガルのレーザーもその中の闇に吸い込まれた。次の瞬間、穴の中から神秘的にも、禍々しくも見え、まるで神話の悪魔が出てきたような姿の召喚獣が出てきた。
「な…なんだよこれ…。で…でかすぎる。」
全長5メートルはある。その体一つでリングの半分を覆っている。
「これがカオスバスターの力だ。ガルと言ったな?褒めてやろう。コイツを実戦で使うのは初めてだ。他の奴等は皆フウジンにやられてしまうのでな。だがそれもここまで。ガルよ、楽しかったぞ。コイツに殺される事を光栄に思え!!」
プルートはちょうど、腹のあたりにある魔法陣からガルのレーザー砲に似たレーザーを出した。
「じょ、冗談じゃねぇって!!」
ガルは素早くそれを避け、言霊を書いた。
「言霊『召』!全員出て来い!!」
ガルの前にイフリート、リヴァイアサン、ライジン、ティタンが現れ一斉に攻撃をした。
「無駄だ!!そんな攻撃でプルートは倒せない!!」
「無駄じゃねぇ!俺が無駄にしねぇ!!」
ガルは『召』と書いてある左手に上から『砲』の言霊を書いた。するとガルの召喚獣たちは口からレーザー砲を発射した。
「なに!?言霊を併合しただと!?…くくく。面白い!!どちらの力が上か勝負だ!!」
プルートは再びレーザを発射し、ガルの召喚獣に対抗した。しかし、力の差は明らかにガルに軍配が上がっていた。プルートのレーザーは押し負け、プルートはガルの召喚獣のレーザーをまともにくらい、消え去った。
「なっ!?プルートがやられただと!?…いや、これは明らかに私の負けだ。言霊一つか言霊二つの違いはこれほど大きなものなのか…。」
ハークは負けを悟り、リングを下りた。

「試合終了!ガルの勝ち!!」
審判の声がコロシアムに響いた。



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