†寂しさと笑え
この世界に僕は一人 笑えない日々を過ごす
聞こえるのは列車の汽笛 その向こうで誰かが呼ぶ
「こっちへおいでよ」それはあまりに不鮮明な声
気味が悪くて 走りだす 一人が怖くて走りだす
息を切らして 座りこむ 夕焼け滲む踏み切り
鳴りだした音に 意識を吸い込まれそう
「幸せになりたい」「誰かに愛されたい」繰り返す願いは戯れ事
きっと叶わぬ 一人ぼっちの片想い
あのドラマみたいに告げる想いも相手も今はない
ずっと このまま 悲観は強まり
輝いたものさえ羨ましく 汚く ずるく思えた
醜い嫉妬心
誰かと代わりたい 僕は僕でいたくない
けれど 皆ツライんだって 解ってはいる
「こっちへおいでよ」それはあまりに不鮮明な声
気味が悪くて 走りだす 一人が怖くて走りだす
声を殺して 振り返る そこには昔の自分がいた
黒く濁った瞳に 意識を取り込まれそう
「幸せになりたい」「誰かに愛されたい」繰り返す願いは戯れ事
きっと叶わぬ 一人ぼっちの片想い
あのドラマみたいに告げる想いも相手も今はない
「幸せになれない」「誰にも愛されない」繰り返す不満は腫れ物で
きっと癒やせぬ 一人ぼっちの片想い
あの映画みたいなハッピーエンドを告げる鐘はない
そう 叶わぬなら壊してしまえホトトギス...
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