携帯小説!(PC版)

トップページ >> 恋愛 >> 戻れるのならあの頃へ……?

戻れるのならあの頃へ……?

[263]  クローバー  2006-08-11投稿
私と頼の出会いは、去年の春ーー。

「今日から高校生だぁ♪友達いっぱい出来ると良いなぁ♪♪♪」
入学式当日の朝、私、神童 薫はお母さんと電車の中で高校生活について話していました。
「うん。いっぱい友達作って、一生懸命部活やって楽しく過ごさないとね♪」
笑顔でお母さんが言ってくれた。
「お父さんも連れて来れれば良かったんだけど…ごめんね、薫。」
「あ…ううん。仕方ないよ。お父さんも泊まりの仕事明けで疲れてるんだもん。」
私の父は仕事にのめり込んでて、あまり家にいる時間がありませんでした。
だから幼い頃から父との思い出はあまりなく、ここ数年はろくに会話もしていません。
今日は私の入学式ですが、たまに帰って来た父は疲れた体を休める為、家で睡眠をとっています。
「でも、娘の入学式に…。」
お母さんは申し訳なさそうに言った。
「だ〜か〜ら、良いってばぁ。だいたいなんでお母さんが謝るの?それにお父さんもしっかり体休めなきゃ!!それにほら、小さい子じゃないんだから両親揃わなきゃなんて駄々こねないし。笑。」
笑顔で私が言うと母はだんだんうる目になって来た。実は私のお母さん、感情表現豊か過ぎて、すぐ泣いちゃったりするの↓↓
「なんでお母さんが泣いちゃうのぉ〜!!ほら、せっかく綺麗にお化粧したんだから!!台無しになるよ??」
もう慣れてるハズなのにやっぱり焦る〜。汗。
「それとも、お母さんはあたしがこれぐらいの事でへこたれる様な軟弱者だと思ってるの??」
「……。」
やっぱり…お母さんはあたしが守らないと……。
それから私達は無事に駅には着いたんだけど……あたしもお母さんもひどく方向音痴で、はぐれた上に迷っちゃった……。汗。
何回も来てるハズなんだけど…道複雑だから分かり難いんだよね…。
どうしよぉ〜!!
(ガラガラ)
「じゃあ俺先に行ってんね〜。」
目の前の武道具屋さんから一人の男の子が出てきた。驚。

感想

感想はありません。

「 クローバー 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス